2013年12月11日水曜日

結婚の早さ偏差値

結婚する年齢が高くなったことを「晩婚化」などという。
私は「晩」という言葉から非常に遅い時期を連想する。
いったい日本人は何歳くらいで結婚しているのだろうか。
結婚の年齢を人口分布の中でとらえるため、結婚年齢の早さ偏差値を算出してみた(下表;ここでは初婚のみを考慮した)。
ほとんどの男性は22歳から33歳、女性は21歳から30歳に結婚するようである(偏差値40から60)。
晩婚化といえども、「アラフォー」はだいぶ遅いようである。

さらに、この表では、独自の「残席率」という指標も出してみた。
残席率は、結婚をいす取りゲームのようなモデルでとらえた指標である。
実はこの数値の計算自体は単純で、「婚姻届を出した全人口のうち、その年齢以上であった人の割合」である。
歳をとってゆくと、どんどん空席が減ってゆく、という悪趣味な命名である。

たとえば45歳の男性が「既婚者の席」に付くためには、残された1%の席をものにしなければならない。
残席率は、おおざっぱには、「今後結婚できる可能性」のようにとらえることもできる。

この表の数値は平成24年の人口動態調査から算出したので、「婚活」という言葉が使われて何年もたった現在の状態である。

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